Abstract :-)
- 206 CC の純正 CD デッキの AUX 入力で使っている iPod はエレコムの音声出力・充電ケーブルを使っており,エンジンに連動して自動的に電源 ON/OFF 可能
- しかし,電源 ON 後に再生が自動的に始まらないのが不便.しかも,再生ボタンを押し間違えると,私の使い方と iPod nano の U/I とが合っておらず,非常に面倒なことになる
- このため,電源 ON 後に再生も自動開始 (再開) することが出来るようになるリモコンをさらに付けることを検討中
- だが,リモコンを付けると iPod nano を今置いている場所に置けなくなる.どうしたものか...
済みません,本記事は無意味に長いです.バリバリ (死語?) 興味あるぜ,という方のみ :-) 以下もお読みください. |
206CC のオーディオ・ナビ環境は納車時 (純正状態) のままで,CD デッキ・ナビなしの状態です.本当は,AXELA では使っているような HDD ナビを載せたいのですが 1DIN しかありませんので,デッキを取り払うか,モニターをオンダッシュとして本体はシート下等に設置するしかありません.でも,206 はオンダッシュモニターをきれいに設置するようなスペースはないし,オーディオ環境も実現する
1DIN インダッシュモニタナビを付けてもエアコン吹き出し口をふさいだりしてちょっと収まりがよくない.結局,純正状態のままです.
これだと音楽が CD 1 枚でしか聴けず面倒なので,幸い CD デッキには AUX 入力端子があるためそれを使って,
iPod nano を車内に常備して音楽を聴いています.充電と AUX への入力は "これ 1 本" で済む ELECOM の
音声出力・充電ケーブルを使用.iPod nano バッテリのことを一切気にせず純正オーディオのように使えます (iPod nano は 206CC 専用で,置きっぱなし.たまに,音楽を入れ替えるときにしか自宅に持ち帰りません.常時充電状態となっている iPod nano なので内蔵バッテリには過酷な環境だと思いますが,iPod nano が内蔵バッテリは死んでも充電器につないでおきさえすれば動作する仕様であるなら,内蔵バッテリが死んでも関係ないということになります).
ふつうならこれで環境としては文句ないのでしょうが,サン電子から出ている
iPod 用のリモコンをさらに導入しようか迷っています.
というのも,現在の使い勝手で純正オーディオと決定的に違う点がひとつ.それは,「エンジン始動とともに再生が再開されない」こと.ACC ON とともに iPod nano には給電が再開され,自動的に iPod nano も電源が入ります (逆に,エンジンオフで給電が止まるとしばらくしてオートパワーオフで電源が切れます).しかし,再生は再開されないので,毎回,再生ボタンを押す必要があります.これが時として非常に不便な状態に陥るのです.
iPod (に限らず Apple 製品) のユーザーインターフェースは見た目だけ重視でとんでもなく醜悪なものだと私は思っているのですが (別に,Windows の標準 U/I が優れている訳でもないですけれど),その一つとして,エンジンオフ前に聴いていた曲からふたたび聴こうと,この [再生/一時停止]

ボタンを押すタイミングで誤って "戻る" の機能である [MENU]

ボタンを押してしまうと私としてはとんでもなく困った事態になります.
間違って戻っただけですから,人間工学とかといった小難しいことを言わなくても再度進めばいいだけのはずですが,なんと iPod nano にはこうした場合に進む (というか,今の間違えた操作をキャンセルする (戻る)) という操作が一切出来ません.馬鹿です... (;´Д`)
すなわち,今まで聴いていたプレイリストの,再生していた曲に戻ることが事実上出来ません.それを実現するには,ここではあまりにも馬鹿らしいので書きませんが,たいていの場合,非常に気の遠くなるような操作が必要です (入れている曲の内容によっては比較的簡単に元に戻せる場合もあると思いますが,私のように同じアーティストの曲を 100 曲以上入れているような場合には無理でしょう).場合によっては,根本的に元の状態に戻れなくなります.……ボタンをひとつ押し間違えただけなのに,ですよ?
別にそんなこと気にしないで,適当な曲を (あるいはプレイリストの初めの曲を) 選んで新たに聴き始めりゃいいじゃん,というもう一人の自分の声も聞こえるのですが,それでは,プレイリストを使って聴いていて,「このアルバムが終わればあの曲 (アルバム) だなー.久々に聴きたいな」などと思っていたときの気持ちが収まりません(´・ω・`) 加えて,プレイリストを中心とした曲選択の U/I までもが醜悪なので,結局は目的の曲を探すことは今まで聴いていた曲を探すのと同じことで,やはり煩雑な操作が必要なのです.そんなことしていたら,どれだけ発進に手間取るか判りやしません.
運転開始時は,iPod の操作に集中している訳では別にないので,押し間違いは時たま発生します (それに,夜などは手探りに近い状態で操作することもありますし).頻繁には間違えないにしろ,押し間違うたびにプレイリストの最初から聴き直していたのでは,何か月経ってもプレイリストの一番下の方の曲は聴けないでしょう...
そんな訳で,この iPod nano の醜悪なユーザーインターフェース (ソフトウェアではこうした仕様を
直交性が低いと言って,アホな仕様の典型例です.直交性を高めるのはいいインタフェースを作る基本的な手法というかもはや作法だと思うんですけど.デザインすりゃよければいいのかしら?) のせいで,時たまむかつく状態に陥らされてしまうのです.
(なお,上記のことは私が使い方を知らないだけだと期待して,2 ちゃんねるでも訊いてみたのですが,やはりそういう仕様のようです... そこで,iPod nano には「再生中」というメニュー項目があり,この不便さを幾分緩和出来ることを教えてもらったのですが,詳細はこれも割愛しますけれどこの方法もあまり意味がありませんでした...)
iPod は,iPod shuffle なんて製品があることや,プレイリスト関連の仕様から考えても,「曲を (アーティスト・アルバム) 順に聴く」といった発想は元々ないようですね.その意味では,
タダでもらったからというのと,関連製品がたくさん出ていて便利そうという理由で iPod nano をクルマで使うことを選択したのですが,私の選択が間違いだったのかも知れません(´・ω・`)

実はここまでが前置きだったりするのですが
(^^; これを解決するために,上述のリモコン導入を考えています.この
Car リモコン for iPod,何と素晴らしいことに,これを装着しておけばエンジン (ACC) ON で自動的に再生を開始出来るんです.いやー,素晴らしい (押し間違えたときに云々は別として,再生が自動で再開しないことを不便に思っている人も多いってことですね).
さらに素晴らしいことには,既に iPod nano の DOCK 端子 (でしたっけ?) には上述の音声出力・充電ケーブルを接続している訳ですが,このリモコンはこのケーブルと併用出来るよう,コネクタがスタック接続 (?) 出来るのです.いや,本当に素晴らしい.
Car リモコン for iPod 本体設置予定地
という訳で,リモコンとしてではなく「自動再生再開装置」としてだけこいつを買おうと思っていたのですが,それだけのために \3,000 以上のこいつを買うのもなぁ,というのと,リモコン本体のイルミネーションが黄色で 206CC のオレンジと合わない,という 2 点が気になって「ぽちっ」を踏みとどまっていました.
実は,買った場合にどこにリモコン本体を設置するかも検討済み
(^_^; 絶妙な広さが格好の位置に空いてるんです (左の
画像の黄色で囲んだ部分).「自動再生再開装置」としてだけ使うなら,極端な話リモコン本体は要らないんだけど,たまには「今の曲をもう一度」みたいな操作をしたいこともありますから,あればあったで便利でしょう.おあつらえ向きな場所もあるし,何しろ便利になるし,どうしようかなぁ... イルミ色が違うのは慣れれば何とかなるかな,などと考えていました.

先日たまたま,ある店でこのリモコンを見付け,実物を観察する機会がありました.そこで判ったこと.
上の画像では斜めになっているので判りづらいのですが,実はこのコネクタ,かなりデカいのです.iPod は,206 にある灰皿奥の意味不明のスペース (まぁ,まさにこうした小物置きなんでしょうけど) にこんな感じに納めています.90°回転しちゃってますが,これまたおあつらえ向きにぴったりと収まっています.しかし,リモコンのデカいコネクタを付けたら間違いなくこの安住の地からははみ出ます.自動再生が可能になれば,iPod nano がそこにある必要はもはやなく (再生中のアルバム・曲名を確認したいなんてことは私の場合滅多にないので),防犯の意味からも iPod nano は見えないところに押し込めてしまうという手もありますが...
という訳で,再び検討は振り出しに戻っております(´・ω・`)