
HDR-HC1 は毎日の通勤時に撮影しているので私にとっては完璧なクルマ用品なのです :-) けれど大半の方には単なるデジタルモノネタかな... とりあえずひとつ.
この HDR-HC1, 動画撮影中にシャッターボタンを押すと, 撮影中の動画に影響を与えずに静止画 (1,440×810dot) も撮れることは
以前書きました. この機能を非常に便利に使っているのですが, 後継機の HDR-HC3 では実はこの機能には重大な制約が生じていることを知りました.
静止画を撮影出来るのは 1 回の動画撮影中 (撮影時間は問わないようです) に 3 枚まで. 私のように通勤時間の 30~60 分の間回しっぱなしという使い方はレアで, ちょくちょく撮影を止めるはずですので, 通常は 3 枚でも十分かも知れません.
けれどちょっと長尺になったとき, 3 枚を超えたらもう静止画は撮れないというのはキツい制限ですね. しかも, その 3 枚の処理を動画撮影終了後に行なうようで, 動画撮影中に静止画を撮ったら, 動画撮影終了後に 3~10 秒間, 動画が撮れなくなるというのです.
要するに, 静止画撮影用のバッファは 3 枚分だけ存在. 動画撮影中にシャッターボタンが押されるとそのバッファに書き込まれ, 動画撮影が終了すると, そのバッファにあるデータに何らかの処理をしながらメモリースティックへ書き込む, ということをしているのでしょう. CPU はひとつですので, その処理中は動画撮影は出来ない, と.
これだと, 動画撮影中に静止画を撮影したとき, 撮影を中断したすぐ後に撮影を再開したいと思っても取り逃がす恐れがありますね. 一方, HDR-HC1 ではメモリースティックに残り容量がある限り, 制約なく何枚でも静止画を撮影出来ます.
動画撮影中の静止画は HC1 の 1,440×810 の 117 万画素に対し HC3 では 2,016×1,134 の 228 万画素と解像度は非常に向上しています. 画質も恐らく向上しているのでしょうが, 長時間の車載動画撮影中に "インデクス" 代わりにぱしゃぱしゃと静止画を撮る私の用途では HC1 でないとダメということですね.
HC3 は何しろ小さいし, 三脚装着状態でテープ交換が可能という当たり前のことが出来るようになっており羨ましい存在だったのですが, このスペックダウンがある以上, 買い換える口実を失ってほっとしてたり :-)
Posted at 2006/05/31 00:05:50 | |
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