
昨年来たときにも
中国のタクシー事情について書きましたが, 1 年後の今年, 大きく変わっていました. 街をあれだけ走っていた 1.2/1.6 元タクシーが見あたらないのです. 全て 2.0 になっています. 2.0 元タクシーというのは「紅旗」のような大型のみのはず. もしや... と思ったら,
ここによると, 2006.05.20 に値上げされていたとのこと. 1.2 元タクシーは据え置きのようです. しかし, この時期はまだ北京市民にとって暑さ本番ではないのか, 2.0 元タクシーでもエアコンを入れずに窓全開で走っているのがかなりの割合. (旧) 1.2 と 1.6 タクシーの大きな違いは大きさもですが, この時期は何と言ってもエアコンの有無. 2.0 になった奴でもエアコンを入れずに走られるのならと 1.2 のタクシーを探しましたが見つけられませんでした. もしかして, 2.0 元に統一されてしまったか, 1.2 元タクシーは淘汰されてしまったのでしょうか?
もうひとつ, 自分的には大発見. ホテルから乗った北京現代のタクシー (2.0 のもの) はなぜかフルスモークでした.
北京の乗用車はほとんどがフルスモークになっていることを昨年書きました. しかし, タクシーはスモーク禁止だったはず. 規則が変わったのかと思って運転手に訊いたら, なんとボディ色が「黒」だとタクシーでもスモーク可なんだそうです.
北京の夏は (?) は, スモッグなのか黄砂なのか判りませんが, 晴れていてもどんよりと視界が悪く, 太陽を肉眼できちんと観察出来てしまえそうな日が多い. しかしそれでも十分に暑く, タクシーの後部座席は晴れているとサンルーム状態. 北京っ子が助手席が上等席と思うのもある意味無理ありません :-)
けれど, 黒いタクシーだとこのようにスモークフィルムを貼っている場合もあるので, 黒いタクシーを狙って乗るのがいいかもしれません.
画像はスモークの切れ目 (この部分は乗用車でもスモークフィルム貼付禁止) から覗く, 北京でポピュラーな色分けのタクシー. "北京出租" (北京タクシー) という文字と会社名がフロントドアのところに大きく書かれています. これは新 2.0 元で北京現代のクルマが多い. 乗り心地もよいし, お薦めです.
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(特集) 中国クルマ事情
Posted at 2006/07/16 18:01:22