
ドライブレコーダの盲点 - LED 式信号機が映らない?!
(財) 日本自動車研究所のレポートによれば, ドライブレコーダが普及し始めたものの, ドライブレコーダで撮影した映像に信号機の点灯状態が映らないことがあるという. それは, 同様に急速に普及している LED 信号機が実は点滅を繰り返しているため. 詳しくは次のようなことになる:
- そもそも, 30fps (1 秒間に 30 フレームの撮影. 正確には 30fps というのは 29.97fps のことが多い) のドライブレコーダは 1 秒間を 30 分割した訳ではなく, 1 秒間に 30 コマ (1/30 秒に 1 回) 撮影しているだけであり, 撮影していない時間が存在する
- LED 信号機は電球式信号機とは違ってずっと点灯している訳ではなく, 50Hz 地域では 1 秒間に 100 回, 60Hz 地域では 1 秒間に 120 回点滅しており (人間の目には残像が残るのでずっと点灯しているように見える), 消灯している時間が存在する
(私が毎日撮影しているビデオでも, シャッタースピードを 1/500 とかの高速にすると LED が点滅しているのがはっきり判ります)
- この周期がシンクロしてしまうと, ドライブレコーダで撮影した映像では, 信号機が消灯しているようにしか映らないことがある
- さらに, その 1 コマの撮影時のシャッタースピードによっては (商用電源が 50Hz の東日本地域ではシャッタースピードが 1/50, 60Hz の東日本地域では 1/60 以上の場合), 消灯しているようにしか映らない確率が上がる
(1/30 とかの遅いシャッタースピードの場合, その中に必ず LED が点灯している時間を含むため問題ない)
ということだそうです.
って実は, 私自身あまりよく判っていないません(;´Д`) 特に以下の 2 点:
- LED 信号機の点滅ってなぜ 1 秒間に 50 (60) 回じゃなくて 100 (120) 回なんでしょうか?
- シャッタースピードに関する記述は上記で合ってますかね?
本記事については私がきちんと理解出来ていない部分が多いので, 間違っている点があればぜひご指摘お願いします.
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Posted at 2006/08/21 20:11:11