年末年始の旅行の際に行った
日本自動車博物館では図鑑 (?) でしか見たことがないようなクルマが多数展示されていて楽しめたのですが,なぜかプジョー車は 1 台もなく,非常に残念でした.206 CC のご先祖様,401 エクリプスをぜひ見たかったのですが...
そこで,見られぬなら買ってしまおうエクリプス,という訳でミニカーを買ってしまいました.というか,実車を見られなかったのでどんなクルマなのかを Web で調べていたら,NOREV からちょうど発売になったばかりのようで,ミニカーの販売ページがたくさん引っかかったもので
(^_^;
今回買ったのは NOREV 製
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43 スケールの PEUGEOT 401 Eclipse.NOREV の製品にしてはちょっと色塗りが雑なのが萎えますが,可動ルーフをこのサイズにしてきちんと再現しているのはさすがです(*゚ー゚)
さて,ちょっと調べてみたのですがこの 401 エクリプス,1934 年のパリモーターショウで "発表" されたことは確かなのですが,これが市販モデルだったのかどうかは判りませんでした.
プジョー長崎 の blog によると,
401の生産期間は、翌年の8月までの約1年間に過ぎなかったが、ペルリーヌからロードスター、クーペ、リムジン・ファミリアールやタクシー仕様など、他車種と同様豊富なボディー・バリエーションをもっていた。生産台数は、13,545台を記録している。
その中で、特に注目してもらいたいのは、現代のプジョーでは、CCと呼ばれるルーフを電動でトランク内に収納することが出来るシステムがすでに採用されていたということである。
この画期的なシステムを持つクーペ・カブリオレが、70年以上も前にすでにプジョーでは存在していたのだ。 |
となっていて,市販モデルのような書き方をしていますね.
一方,
この記事では,
1934 年のパリモーターショーでプロトモデルを発表、量産モデルである 402 エクリプスに初めて採用された電動開閉式メタルルーフは、プジョーが世界初のテクノロジーとしてクーペとカブリオレとを一体化された機構です。 |
とあります.なお,402 エクリプスは翌 1935 年のパリモーターショーで発表されているのは確かなようです.
また,
carview のこの記事では,「世界で初めて電動メタルルーフを採用したのは1934年製のプジョー402エクリプス」と書かれていますし,例えば
ここでも同じ記載がありますね.
Wikipedia のプジョーの項目にもトップに載っている画像が 402 エクリプスですが,「Peugeot 402 Eclipse クーペカブリオレの元祖」と記載されているしなぁ... フランス語版 Wikipedia には
402 Eclipse の項目はありますが,401 Eclipse の項目はないようです.翻訳ソフトを通して 402 Eclipse のページを読んでみましたが,よく判りませんでした(´・ω・`)
という訳で,401 が元祖なのか 402 が元祖なのか今ひとつ判らなかったので,402 Eclipse のミニカーも実は発注済みです
(^^;; 注文したときはてっきり,401 Eclipse が手動ルーフ,402 Eclipse が電動ルーフだと勘違いしていたため,それぞれのご先祖様を... ということで両方 (しかも,うまい具合に両方を扱っているショップがなかったので別々に...) 発注してしまっていたのですが,例えば 401 Eclipse と 402 Eclipse とは,206 CC と 207 CC のような関係だったりするのかなぁ.だとしたらちょいと失敗.
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206 CC トリビア
Posted at 2008/01/11 00:58:18