八幡平・早坂高原 - 紅葉狩りドライブ 2/3
投稿日 : 2007年10月16日
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泊まった宿の源泉かけ流しの風呂はかすかに硫化水素臭がする硫黄泉だが見た目は無色透明. 湯触りも特筆すべきものはなく, 露天風呂もなし.
宿に着いた 19:00 前ですら見上げると満点の星空. 目が悪くなって星が見えなくなったのかと思っていたのだが, 単に東京の空が明る過ぎなだけだったんだね... うっすらと天の川まで見えたような? そんな星空を見ながら入浴出来るとよかったのだが...
昨晩は踊る捜査線 THE MOVIE を見始めてしまったけれど途中でやめて早い時間に就寝. おかげで, 本日は 7:30 にチェックアウト. 今日はこのまま早坂高原へ行くつもりだったが, この時間から活動出来るのならその前に八幡平を回ってみよう. 朝食も食べずにまずは八幡平へ.
八幡平山頂へ上るルートの前半にて. 既に紅葉が見ごろ. 8:00 前だというのにそれなりにクルマはいるが, ところどころで停まって写真を撮りながら, 紅葉の中, 快適ドライブ.
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下界もそれなりに寒くてクローズのまま走っていたが, 八幡平山頂付近はご覧のように 2℃まで下がって寒い(~_~;;
駐車場から八幡平山頂へは 1.9km の道のりを歩くそうだが, 人々は皆, 完全に真冬の装備. 東京での秋の格好 (シャツ+薄手のジャケット) してるのは私だけですがな(;´Д`) 主目的はドライブなので (笑), 歩く気はなかったのでまぁいいか...
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振り向くと, 冷たい霧 (雲?) が樹木を凍らせて樹氷のようになっている. 紅葉狩りどころか, ここはもう冬.
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先ほどの道を戻るのも芸がないので, 樹海ラインなる道を下り始める.
ほどなく藤七温泉の源泉と思われる煙. 硫化水素臭がばりばりするが, 草津白根山のように "駐車 (滞留) 禁止" の表示は特になし.
この藤七温泉 彩雲荘の立ち寄り湯は \600 とのことで, 先ほどの寒さで冷えた体を温めるべく入浴. 混浴と男女別の風呂がそれぞれあるが... 無難に (?) 男風呂へ. どっちが景色がいいのか, 訊いておけばよかったかな. どうせ若いきれいなおねーさんなんて混浴のほうにはいないんだろうし (笑).
当然のことながらお湯は完全なる硫化水素臭. しかも白濁で, これぞ絵に描いたような温泉. 露天風呂は樹海ラインから丸見えだけど (苦笑). 肌にからみつくような感じがあるが, それほどしつこくはない.
宿泊客はあらかたチェックアウトしたのか, そんなに混んでおらず極楽...
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さらに樹海ラインを下る. 気温が 10℃を回復したのでここからオープン.
対向車線でクルマが 5, 6 台停まって, やけに重装備なカメラオヤジさんたちが数人. Canon の白い L レンズ (?) 抱えて何撮ってるのだろう? よーしパパ, 持って来た長くて重い smc PENTAX FA* 300mm/F2.8 とこれまた重い三脚取り出しちゃうぞ~♪と思ったけど, 彼らは単に下から上って来て初めて見た紅葉が綺麗だっただけらしい. 被写体としていいものは別になさそうなのでスルー.
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さて, かんこー客で混まない 10:00 までに八幡平と藤七温泉を満喫したので, 今回の主目的地, 早坂高原へ行こう, と昨晩泊まった宿の脇を抜けるあたりで...
あれ? 携帯電話が胸ポケットに入ってない. 脇に駐めて探すが見つからない. 仕事用携帯を持っていたので自分のにかけてみるが... 圏外.
圏外ってことはやばいよ... どう考えても藤七温泉に忘れて (落として) 来た(;´Д`) ここからあそこまでは 30 分. まずは念のため宿に戻って, 確かめてみるが落としておらず. 藤七温泉の電話番号を訊くが不明. 電話帳にも載ってない. そういえばここは PHS 圏内だったことを思い出し, GENIOe で Google から検索. 無事, 藤七温泉 彩雲荘の Web サイトから電話番号が判明. 衛星電話なんだそうな... だから電話帳にも載ってないのか.
電話してみるが, 届いてないとのこと. 脱衣所を探してくれたようだがやはりないようだ. うーむ, あの携帯なくすと, edy や Suica, nanaco を初め, 非常にヤバいぞ. 連絡先は... 携帯に入れっぱなしの microSD カードにしかバックアップ取ってないし(;´Д`)
さっきまでのストレス解放されまくり・硫黄臭に癒やされまくりの気分は一挙に吹っ飛び, 最悪の気分... ここから往復 1 時間くらいなんだし, 一応, 彩雲荘に戻って自分で探してみるか.
再度上り始めるが, 観光バスまでいて渋滞している... 1 時間かかってやっとの思いで再び彩雲荘. 駐車場に停めるのも難儀するほど混んでる. 脱衣所を探すが存在せず(;_;
あきらめてフロントに戻って, 先ほどの電話でお願いしたように, もし出て来たら送ってもらうことを改めて頼もうとしたら... 「これですかね? 今お客さんが届けてくれたんだけど」と私の携帯電話!
いやぁ, 助かりました...
ふだんの癖でジャケットの胸ポケットに入れて出発し, 寒いもんだからそのまま温泉に入っちゃったんだね. で, 自分では持ってないつもりだったから (だってここは当然圏外), 落としたかどうかすら気にしていなかった模様.
(3/3 へ続く. "<< 前へ" を押してください)
イイね!
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