車・自動車SNSみんカラ

2006年06月14日
オートレインセンサーワイパーの誤作動について以前書きました. AXELA に付けているセットオプションに含まれるオートレインセンサーワイパーを「AUTO」位置にしておくと, 雨が降っていないのに 1 回だけ作動することがあるというものです.
2 月以降, 通勤時にビデオ撮影するようになってからデータが約 40 サンプル集まりましたので再度分析です.
  • 往復とも必ずしも 1 回だけ発生する訳ではない. 往復とも 2 回, 復路では最大 3 回発生した.
  • 往路は発生時刻がばらばらである (標準偏差 12′38″).
  • 復路は 1 回目の発生は概ね 14′近辺に集中している (標準偏差 3′16″).
ということが判ります.
また, 載せたグラフでは発生日は省略していますが, 3 月下旬から 4 月下旬の間は毎日のように発生していました.

こうやって誤作動の有無を気にし始めて初めて気づいたのですが, 実は, グラフからは決して読み取れない事実が判明しました.
それはエアコンの作動状況です. 前回いくつかの仮説を立てましたが, 原因はどうやらエアコンにあったようです. というのも私はふだんエアコンはオートにしており, 22~25℃くらいに設定しています (行きは直射日光が当たって暑いので低めに, 帰りはそれだと寒いので高めに). この設定で夜走っていると, 走ってしばらくは暖房というか, 生暖かい空気が流れます (外気温が設定温度に達していないのでしょうね). しかしある程度走ると一転して冷たい空気に切り替わります. どうやらこのパターンの直後にワイパー誤作動が起きるようなのです.

このオートレインセンサーワイパー, どうやって雨を検知しているのか, 以前から疑問だったのですが決して「雨粒」を直接検知している訳ではないですよね. 例えばここでは次のように解説されています:
レイン・センサ
フロントガラスに付着した雨粒を検知し、ワイパーを動作させるシステムです。仕組みとしては、LED(発光ダイオード)の光をフロントガラスに照射し、反射してくる光の変化を受光素子で感知、雨量に応じてワイパーの動作を制御します。可視光の検知を組み合わせることで、日中か夜間かの判断も行い、より良好な視界が確保できるワイパー制御を可能にします。このシステムには、受発光素子とマイコンが活用されています。
AXELA に装備されているオートレインセンサーがどんな種類のセンサーなのか判らないのですが, この誤動作はどうやら, エアコンの作動に伴なう, 外気温と室内温との差の変動や結露といったものが, センサーを誤動作させていると考えるのが適切なようです. 往路で起きづらいのも, 朝は日が出ていて暖かく, 上記のようにいったん暖房になるパターンが少ないからだと納得出来ます.
このように, 発生パターンから誤動作の原因は理解出来た気がしますが, この誤動作がやむを得ないものなのか, 単なる故障で誤検出しているのかは判りません. データは十分に揃ったので, 今度ディーラーで聞いてみようとは思っています.

なお, 季節が移って上記のような暖房→冷房というパターンが起きづらくなったせいか, 5 月下旬からは 1 回も起きていません.
Posted at 2006/06/14 00:08:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | AXELA トリビア


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(2006.07 に "AXELA" からハンドルを変えました) アクセラならびにプジョー 206 CC に関するブログを中心に構成して行きます.AXEL...
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