車・自動車SNSみんカラ

2008年04月22日
そういえば,206 CC に乗っていて,サイドブレーキを引いたまま発進しようとしてしまったことがちょっと前に何度かあって,サイドブレーキをかなり引かないときちんと止まらなくなっていました (3,4 ノッチではダメ).冷間時のエンジン始動不良でこの間ディーラーに預けたとき,この調整もついでにお願いするのを忘れていたのですが,何も言わなくとも見事に治って来ていました.抜けているところが多いプジョーのディーラーですが,これについてはさすがです(^^)/

……という訳で治ったはずだったのですが,今朝の出来事.とある急坂に駐めて,サイドブレーキを引き (調整済みなので 3,4 ノッチ引いただけでそれ以上引けなくなります),ギアはニュートラルにし,すぐに戻りますのでエンジンはかけたままちょっとした用を済ませるためにクルマを降りようと運転席のドアを開け,右足を 1 歩外に踏み出した瞬間.... もの凄い勢いでクルマが下がって行きます.やばっ,確か後ろには遙か後方に駐車車両があるだけなのでまだ余裕ですが,左側は岩が露出した山肌.まっすぐ下がる保証なんてありませんから,早く止めないとがりっといくどころじゃなく,岩にリアから突っ込みます.
もしくは,道路の中心方向に進んで行ったら,すぐに道路を斜めに横切り,あのひ弱なガードレール (というか鉄パイプを組み合わせただけのガードポール) なんか容易に突き破ってしまうかもしれません.こっちは崖.ガードポールを突き破ったら,下までせいぜい 10m でしょうが落ちたらひとたまりもありません.
クルマがバックを始めてから恐らくまだ 1,2 秒.すっごく長い時間に感じましたが,このわずかな時間で人間っていろいろなことが考えられるんですね.それはともかく,危険は十分に認識出来ましたのでまずはクルマを止める必要があります.車外に出していた足を見ると,結構な勢いで足の下の路面が移動しているのが判ります.そして,地球の重力に引っ張られる感触.冷や汗が吹き出て来ました.
思わず,足で止めようと踏ん張ってみました.路面に付けた足があっという間にクルマの前方に持って行かれます.再度チャレンジ.でも同じ.とてもじゃないけど,足でなんて止められるスピードは超えてしまっています.
幸い,エンジンはかけたままでしたからこのままギアを入れ,アクセルを踏めばクルマは止まるはず.あわてて足を引っ込め,ドアを閉めようとしますが,下がっている最中なのでボディがよれているのか,きちんと閉まりません.力を込めて何度か開け閉めしているとやっときちんと閉まりました.タイミングを計ってギアを入れ,すぐさまアクセルを吹かしますが,なぜか回転が上がるだけでクルマは前へ進まないどころか,止まりもしません.加速度が増し,既にバックするスピードは 20km/h を超えているようです.この恐怖の中では体感的には 40km/h を超えてる気もします.
依然クルマは下がり続けているということは,ギアは 1 速に入っていないってことじゃ? 再度入れ直します.今度はきちんとギアが入った感触.よし!  改めてアクセルを踏む力を増します.……が,努力むなしく状況は変わらず.

何でだ?  リニアに加速しているらしく,視界の端で捉えている車窓風景はびゅんびゅん流れ始めています.いい加減クルマを止めないと,本当にやばい状況で,もう止められないのであれば脱出も考えないといけないかも知れません.
ふと気づくと,足下のフロアマットがあったはずのところから地面が見えています.なんじゃそりゃ? 下がっているうちに,何かにぶつかってフロアがめくれた? 意味が判りませんが,考えている暇もありません.思い切って両足をそこに突っ込んで,再度足で止めようと試みます.……けれどやはり無意味.足でなんか,こんな風に急坂路を落下しているクルマを止められる訳がありません...

あれ? 俺,何でブレーキを踏むってことしてないんだろう?
あれれ? いくら何でも,足下のフロアがなくなって地面が露出しているなんてことはねぇだろ?
あれれー? このシチュエーション,そういえば前にも見たことがあるな.……夢で,ね(;´Д`)  またこの夢を見てしまいました...
この夢を見るようになったのには,明確な原因があります.一番初めに見たのは 20 年近く前,まだ SUBARU JUSTY に乗っているころ.そのころ,夜はクルマで寝るという住所不定のような 2~3 泊のドライブというか旅行によく行っていました.
確か,愛知県内だと思うのですが,その日も,車中泊するために夜,海岸へ続く道を降りて行きました.その後乗った DEMIO はフルフラットになりましたが,JUSTY のときはフラットにならず,シートの背もたれを一番倒しても斜めになります.そこで,わざと上り坂に駐めてシートを倒すといい具合にフラットっぽくなるので,寝るときはわざわざ坂道へ行って,峠の途中にあるチェーン装着所なんかでよく寝ていました.この晩も駐車場がある海岸まで敢えて降りず,海岸へのアプローチの坂道に見つけた待避スペースに駐めて寝たのでした.
しかしその坂道は,今まで駐めた中では一番の急坂路.ずり落ちそうにないことを寝る前に確認して,万一動き出してもすぐに山側にぶつかるようにもちろんハンドルは目一杯切り,転がっていた石で輪留めも念のためかけましたが,やはり不安だったのでしょう.サイドブレーキが寝てる間に何かの拍子に外れたら,そのまま動き出しますからね.寝てすぐ,「下がってる!」という夢で目が覚めたのでした(^_^;
結局,不安になって海岸まで降り,早朝からのサーフィンをするためにそこで寝ているのでしょう,何台かのクルマに混じって朝まで寝たのでした.

その後は見る必要のないはずのこの夢ですが,1 年に 1 回くらいのペースで,毎回細部は違うバージョンで不定期にこんな感じで見ている気がします(^^; フロアに穴が開く訳ないし,そもそも,足で止められる訳なんてないし(;´Д`)


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「いつもどおり。」
何シテル?   02/22 22:22
(2006.07 に "AXELA" からハンドルを変えました) アクセラならびにプジョー 206 CC に関するブログを中心に構成して行きます.AXEL...
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